黒木華や宮崎あおいに菅原文太まで豪華キャストのおおかみこどもの雨と雪

おおかみこどもの雨と雪

黒木華さんが、細田守先生の書籍を映画化した「おおかみこどもの雨と雪」の声優としてキャストに参加。

黒木華さんが初めて声優として参加した作品がこの「おおかみこどもの雨と雪」です。

黒木華や宮崎あおい豪華キャストのおおかみこどもの雨と雪

菅原文太と細田守

「おおかみこどもの雨と雪」は、黒木華さんが初めて声優にチャレンジした作品として有名ですが、他のキャストも凄いですよ。

  • 母親の花の役に宮崎あおいさん
  • オオカミ男の役に大沢たかおさん
  • 子供の雪役が黒木花さんと大野百花さん
  • 雨役が西井幸人さんと加部亜門さん
  • 先生・田辺役を染谷将太さん
  • 菅原文太さんも韮崎長老役として仕事復帰

豪華キャストの「おおかみこどもの雨と雪」のあらすじをご紹介します。

「おおかみこどもの雨と雪」のあらすじと感想

「おとぎ話だって笑われるかもしれません」という黒木華さんが声を演じる『おおかみこどもの雪』の語りで始まる。

この作品は、確かに現実だったら問題になりそうな場面や、荒唐無稽と思われる場面の多いおとぎ話ですが、

  • 「自分の異質な部分を受け入れてくれる人を見つける」
  • 「人を愛する」
  • 「子どもを産み育てる」
  • 「子どもが自立して巣立っていく」

という重要なテーマが描かれていました。


見ていて驚いたのが黒木華さんの表現力です。

雪の語りの部分では人に話を聞かせる事に慣れていない普通の女の子のように少し照れながら話しているように語っています。

そして語り以外のセリフは複雑な気持ちを抱える年頃の女の子が話すように自然なんですね。

 

雪が草平に「自分がおおかみであること」を告白する場面は黒木華さんの静かで綺麗な声が印象的でした。

雪と草平が設定では小学6年生なのに大人すぎて少し違和感はありましたが…。

 

雪の弟の雨は子どものうちは弱々しくて泣き虫だったのに、野生の本能に目覚めて10歳にして母親の花を振り切って山に入ってしまいます。

一匹のオスおおかみとして山を守っていくことを決めた覚悟の入山です。

 

この場面はなんだか自分と母親に重ねてしまって辛かったです。

 

個人的な話になりますが私は子どもの頃病弱で、外で遊ばずに家で読書ばかりしている子どもでした。

話をするだけで疲れてしまうので無口で周囲にはおとなしい子だと思われていたんですね。

 

うちは父が仕事で忙しく、妹はやんちゃで活発なので放課後の時間帯に家にいるのは私と母だけ。

母は異常なほどの寂しがり屋で、父と妹が家にいない時間を私を話し相手にして依存するように暮らしていたんです。

ほぼ、母が一人で話していて私は聞いているだけなのですが。

 

そしてだんだんと私が成長してある程度の体力がついても母はそれを認めずに、私が弱い幼い子どものままでいるように縛りつけるようになったのです。

次第に私は「この家は私の居場所じゃない。安心していられる居場所を見つけたい」と考えるようになりました。

 

それに人というのは、ずっと守られていると一人で行動するのが怖くなるんですね。

学校以外の外の世界への恐怖感を持っているのを自分で気付いていたので私はかなり焦っていました。

 

私は半ば強引に就職を機に家を出て一人暮らしをすることを決めました。

母は嘆き悲しみ駅で別れる時に「いつでも戻って来ていいんだからね」と泣くのです。

そんなに遠くではないし、一生会えないわけでもないのに。

 

私は寂しがり屋の母が可哀想になり気持ちが揺らいだのですが、母のことは父と妹に任せることにして一人暮らしをスタートしました。

一人暮らしを始めてすぐの頃、近くで大好きなアーティストのライブがあるので一人で行ったり、会社では結構おしゃべりな自分を発見したりと、自分で自分に驚く日々がしばらく続きました。

身体が弱かったせいで動かない・話さない子ども時代を過ごしたけれど本当はこんな性格だったんだわ、と。

 

『おおかみこどもの雨と雪』では雨が一人立ちをして山に入ったのを母親の花が追いかけますが、雨の遠吠えを聞いて微笑んで「元気でしっかり生きて!」と叫びます。

 

私の母は私が家を出た後、「『可愛い子には旅をさせろ』って言うけどお母さんはそうは思わない。

旅なんてさせなくていい」と妹に言い続けていたようです。

 

『おおかみこどもの雨と雪』を見ていて「私も母にもっと応援して欲しかった」と思うのと同時に「もっと母を納得させる方法があったかも。

随分と寂しい思いをさせてしまった」という後悔も感じました。

 

親子って、自立って、難しいですね。

 

お子さんが自立する年頃になった親御さんや、自立しなければと考えているお子さんに見て欲しいアニメ映画です。

途中、親子で一緒に見ていると少しだけ気まずい場面があるので別々に(笑

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